生主見聞録

リニューアルしました。好きなことを書きます。

ニコ生の未来

2013.01.15 (Tue)

ニコ生のメジャー化


最近ニコニコ生放送全体の視聴者数がとても多くなってきたと感じる。
政治関係のことを公式で取り上げたりテレビなどのマスメディアへの進出。どんどん名前が売れることは非常に良い事だと思う。

しかし、視聴者が増えてニコ生がメジャー化すればするほど規制が厳しくなるのは配信者という立場からしたら喜ばしいことでは決して無い。


以前との比較


実際ニコ生のBAN基準は年々厳しくなっており僕がニコ生を見始めた2009年頃と比べるとまさに雲泥の差だ。
また、BANが厳しくなるだけではなくBAN基準はとても曖昧で、時には理不尽な理由でBANされることも多い。

私は友達に「誕生日おめでとう!」と言っただけで何故かコミュと本アカを永久停止にされたり、女声を出しただけで性的音声扱いになりBANされる等、理不尽極まりないのがニコ生のBAN基準なのである。


メジャー化に伴う人気コンテンツの衰退


ニコ生がリアルの世界に認知され出すことに比例してエロイプ釣り放送や喧嘩凸放送等のニコ生での本来の人気コンテンツが不人気になりつつある。

釣り放送はニコ生の中でも特にBANされやすい放送で、大手配信者になるとBANを恐れ釣り放送を避けるようになる。
本来過疎配信者の参考となるはずの大手配信者が釣り放送を避けるようになることで、新規の釣り配信者は大手配信者の配信を参考にすることが出来なくなり、独自のやり方で放送をすることになる。
その結果、独創的で才能の有る極少数の配信者以外は人気が出ずに配信界から去ってしまう。

喧嘩凸の衰退の理由は配信者及び視聴者の低年齢化にあると私は考えている。
喧嘩凸とはある種の知識勝負で頭の良い方が勝つというのが定説だが、ニコ生のメジャー化により視聴者層の低年齢化してきており、視聴者自体がどっちの喧嘩凸者が正論を言っているか判断できず雰囲気だけで勝敗を判断してる傾向が非常に強い。

実体験として、私が喧嘩凸を挑まれ明らかに勝っているような状況下でも喧嘩凸相手の囲いは自分の囲っている配信者の勝ちを主張し続ける。
試しに相手のどこが勝っていたのかを相手のリスナーに具体的に聞いてみたが誰も説明できるものはおらず、相手の喧嘩凸者が敗北を認めても7なおリスナーは自分の囲ってる配信者の勝ちを主張し続けていた。
つまり現在の喧嘩凸のリスナーは正論かどうか等の論理性は一切関係なく、雰囲気や感情論だけで判断していることになる。
こんな雰囲気だけのくだらない戦いでは、正論を言う配信者や正論の判断が出来る古くからの視聴者が離れていっても仕方がない。
現に多くの喧嘩凸者がこのくだらない風潮に呆れて消えてしまった。


ニコ生の今後


前述通りニコ生がメジャー化すればするほど釣りや喧嘩凸などの放送はどんどん不人気になっていき、ゲームや雑談等の放送だらけになってくるだろう。
現に昨今のちくらん(ニコ生で主流のランキング)では昔より雑談配信者やゲーム配信者が多く見られる。

「過激な放送なんてなくても良い」というような意見があるかもしれないが僕はそうは思わない。
実際今の人気配信者の殆どがキチガイ配信で伸びた配信者ばかりだし未だに過激な放送に需要があるのは明白だ。


peercastとニコ生の差


peercastというニコ生の大先輩に当たる配信サイトでは(厳密には配信サイトでは無い。)喧嘩凸等の過激な放送が人気を博していた時代も有ったが今はゲームと雑談放送がほぼ全てを占めている。

有る日、僕がpeercastにてゲーム放送をしている時にリスナーに「外配信で自称芸能人を名乗り何人騙せるか」という配信の企画を提案すると、多くのリスナーから「人を騙して何が楽しいの?」というレス(ニコ生で言うところのコメント)がきた。
これをニコ生で提案した時はリスナーのコメントは期待に溢れていた。

僕自身はドッキリ番組のような人を小馬鹿にする事に面白さを感じるしそう考えるリスナーも少なくはないと思うがpeercastでは「キチガイみたいな放送が見たいならニコ生」というレスも多く見られたことからpeercastでは過激な放送を見たいと考える人は殆どいないことが伺える。


peercastから見るニコ生の今後


ニコ生は黎明期のほとんどがキチガイ配信で有り、過激な放送があったからこそここまで大きく成長出来たと誰しもが考えているはずである。
だが現在のニコ生ではメジャー化に伴い世間体を気にしてどんどん過激な配信を弾圧するようになっている。

また、ニコ生の魅力の大部分はテレビで出来ないような事が出来ることだと私は思っている。

このままニコ生がメジャー化して更にキチガイ放送が過疎っていけばpeercastとの放送内容の差は殆ど無くなり、古くからいる過激な放送を見ていたリスナーはニコ生を見捨てていくだろう。
新規ユーザーを獲得することも大事だが古くからの視聴者を大事にして欲しいというのが僕の運営への願いです。


追記(2018年)


この記事で予想した通り、現在ニコ生は運営の態度を非難されユーザー離れが激化し動画ではyoutubeに、生放送ではツイキャスに完全にシェアを奪われてしまいました。
また、あの頃に比べgdgdした雑談やゲーム配信がランキングの殆どを占めている状況です。
僕ら元ニコ生の大手配信者は恐らく誰一人としてもうニコ生運営には期待していません。

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