生主見聞録

リニューアルしました。好きなことを書きます。

指定期間 の記事一覧

一生太らない体も作れる遅筋

2015.01.12 (Mon)
昨日とある知り合いの配信中に某掲示板サイトで面白いアンチの書き込みがあるとのことで面白い書き込みを見てきました。せっかく僕の好きなジャンルなので今回は当記事にて『筋肉』について少し専門的で難しい話になるが皆様にもできるだけわかりやすく解説させていただく。
なお用語についてもわかりやすく説明させていただきますが難しくなったらごめんね!

ちなみに問題の書き込み内容はこちら
kakikomi.png

彼の言いたいことを要約すると
1.一定以上の筋力とスタミナを両立させることは不可能(=高負荷高回数を可能とする筋肉は成り立たない。)
2.零分は遅筋型で(低パワー高持久力)
3.走り続けることで筋量を失う
4,零分は遅筋と速筋の比率が人それぞれなのを無視している

まず基礎知識ですが筋肉にはいくつか種類がありますが今回の話題に出ているのは骨格筋という骨格を動かす筋肉のことなので骨格筋という名称をとりあえず覚えてください。
骨格筋は筋繊維という繊維が束になったものです。筋繊維の数は生まれつき決まっており変わることはありません
なので時々「筋肉を増やす」というような表現を聞いたことがあるかと思いますがこの表現は正確には間違っており、
筋繊維が増えることで筋肉が大きく見えるのではなく、筋繊維が肥大化することにより筋肉が大きく見えるのです。

次に筋繊維の種類についてです。
先程も言いましたが筋繊維というのは筋肉を構成する繊維のことで筋肉は筋繊維の束で構成されています。
筋繊維にも種類があり、速筋遅筋とその中間地点にごく少量のみ存在すると言われる中間筋があります
速筋は瞬発力に優れた筋肉、遅筋は持久力に優れた筋肉、中間筋は名前の通り速筋と遅筋の中間くらいの性能を持つ筋肉です。
またこれらの筋繊維は見た目の色から赤筋(遅筋)白筋(速筋)ピンク筋(中間筋)という別名を持ちます
筋繊維は各筋肉に備わっており筋繊維の比率はほとんど変わることはないというのが定説です
遅筋を鍛えるには低負荷高回数で、速筋を鍛えるには高負荷低回数で鍛えると効率よく鍛えれます。


では本題となりますが掲示板サイトの書き込みの指摘では零分が並外れた筋力とスタミナを両立させることがありえないと指摘していますがそれは果たしてどうなのか?
僕はこの書き込みを見てこの人どこかのサイトか本で筋肉のことをかじった程度なんだなという印象を受けました。
確かに筋トレの基本は前述通り低負荷高回数or高負荷低回数でするのが当たり前となっており高負荷高回数で筋トレするという概念は筋トレには無いですし高負荷高回数で筋トレすることは物理的に不可能です。
その概念を理解してもらう為にはRMという単語を覚えてもらう必要があります。
RMはRepetition Maximumの略で反復運動が可能な限界回数のことを表します。
○RM=□kg (○=回数,□=重さ)
つまり1RMの場合1回しか出来ない最大重量のことを指します。
もっとわかりやすく言うとA君は15kgのダンベルで10回筋トレすることが限界な場合彼の10RMは15kgとなります。
また10kgのダンベルのRMを知りたい場合はノンストップでやれる限界まで反復運動をしてみれば何RMかわかりますね。
このRMには諸説ありますが速筋を育てたい場合は8RM(8回が限界の重さの負荷で8回)、遅筋を育てたい場合は15RMと言われています。
なので筋トレ業界で高負荷高回数が出来ないと言われているのは
「15kgのダンベルで連続で8回しか運動できない場合15回運動しなさい」って言っているのと同じです。意味がわからないですよね。このことからも筋トレにおける高負荷、低負荷というものは一般人の平均による負荷のことではなくその人個人にとっての高負荷低負荷であるということがわかりますね。
なので話を戻しますが零分が一般的には高いと言われる負荷で高回数運動をすることが出来た場合これはありえないことではなく零分にとってはその負荷が低負荷であると言えますね。
現に僕が東京外配信でのナデコ宅にて一般的には高負荷とされている15kgのダンベルで悠々と数十回筋トレしていたり、周りの人が握りきることすら適わなかった60kgのハンドグリップを余裕でやり続けていましたよね。
これは周りの人から見たら高負荷なものが僕にとっては低負荷だったというだけなのです。
良い例として僕を除いたメンバーの中で如来だけはなんとか60kgのハンドグリップを一度だけ握ることが出来ました。
この場合如来の60kgのハンドグリップのRMは1RMとなります。ろりわさやナデコのRMは0RM。僕の場合は40RMくらいですかね。(今手元に無いのであったら試しに正確な数値を測ってみますね!)

また人間は基本速筋型の人間と遅筋型の人間に分かれます。
わかりやすく言い換えるなら、
瞬発力があって持久力のあまり無い人間(高負荷低回数型=速筋型)
瞬発力はあまり無いが持久力のある人間(低負荷高回数型=遅筋型)
の2パターンが有ります。
この場合僕は低負荷高回数型の人間(=遅筋型)であると言えるでしょう。

さて次に持論ですが僕は速筋型と遅筋型ならどちらをお勧めするかと聞かれたら遅筋型をおすすめします。
というのはアジア人はその他の国の人間に比べると遅筋の割合が多く速筋の割合が少ないそうです。
筋肉は速筋を育てた方が肥大化するので日本人が黒人などに比べ筋肉量が少ないのも生まれつき黒人の方が速筋の割合が多いのが原因であると言えるでしょう。
では何故遅筋型をお勧めするのかというと1つは外人との差別化を図るためです。日本人は持久力に優れた筋力が諸外国に比べ豊富なのだからそちらを鍛えるほうが効率的でしょう。
また遅筋は速筋に比べ寿命が長いのです
少し話がずれますが皆様はボクシングを観たりするのでしょうか?プロボクサーというのは30代で年寄りと言われることが多いようで加齢と共にかなりの勢いで実力が衰退していきます。
次に日本の武術や中国の武術、武道を想像してみてください。合気道、合気柔術のプロというとお年寄りを、中国の武術のプロと言われると老師の老の文字通りお爺さんを想像する人が多くないでしょうか?
この差は一体何なのでしょうか?
僕もこう見えてアジア系の武術を学んできたものなので僕はこの差を正確に答えることが出来ます。
それはボクシングのような格闘技は筋肉を使った動きがメインであり、フットワークなどからみてもわかるようにあまり踏み込んで自重を乗せたような動きをしません。
一方柔道や空手、中国武術などは筋肉に頼る動きではなく自重を使った体重移動による動きがほとんどなのです。凄いですね!
もしかすると人をいかに効率的に早く壊すかということばかりを追究してきた昔のアジア系の武術家達は速筋があまり発達していないということを理解して自分の体の特性を活かした動きを作っていたのかもしれませんね!
これを夢物語だと考える人もいるかもしれませんがそうではありません。現に日本の古武道や中国武術等では足腰の遅筋を鍛えるように持久力を主として鍛えます。西洋の格闘技でも同じように持久力を鍛えることもありますがアジア系の武術の鍛え方は僕と同じように低負荷高回数だが、徐々に負荷をあげていき高負荷にしていくのです。
西洋の格闘技ではあくまで試合中のスタミナ切れをなくすことが目的となっており遅筋を鍛え高負荷でも耐えれる遅筋を鍛えることが目的にはなっていません。(よくボクサーって縄跳びとかで持久力を鍛えてるでしょ?あれって負荷自体はそんな高くないよね)
なので前述通り西洋の武術家が30くらいで現役じゃなくなるのに比べ東洋の武術家にお爺さんとかが多いのは西洋の武術家は速筋型の鍛え方をするのに対し東洋の武術家は遅筋型の鍛え方をすることが理由だと思われます
※武術、武道、格闘技は厳密に言えば大分異なりますが本記事内でこれを解説する余裕はないのでとりあえず同義だと思ってください。

さてマニアックな話題になってしまいましたが話を戻すと僕はその体の使い方を熟知している先代の武術家達を見習い。
遅筋型の人間になることをお勧めします。
「えっでもそれって高負荷には耐えられないってことなんでしょ?」とお考えかもしれませんが先程も述べたように高負荷でも耐えられるように負荷を強めていけばいいと僕は考えています。
いい例として僕は小学生の頃スポーツが大得意でした。しかしスポーツテストで一つだけ評価が小さいものがありました。それは握力でした。握力を鍛えるために自分は20kgのハンドグリップを購入し毎日毎日鉛筆が持てなくなるほどまで握り続けました。その結果たった一年ほどで握力が24kgくらいから50kg以上まであがりました。
当時筋トレの知識があまり無かった僕は知らずうちに低負荷超高回数(遅筋型)で鍛えていたのです。ですが最終的には遅筋を鍛えていたにもかかわらず筋力がかなり向上していたのです。
なので僕は遅筋を鍛え高負荷にも耐えれるようにすべきだと考えています。

大分話が長くなりましたが、
遅筋型=パワーが弱いということにはならないということがわかっていただけたと思います。

さて次に持久力を鍛えることにより筋量を失うとの書き込みですが…
このことには諸説ありますが
人は有酸素運動時に脂肪を分解しエネルギーに変えますが激しい有酸素運動時には筋肉を分解しエネルギーに
変えるという説があります
。おそらくこの説のことを言っているのだと思いますがこの説は間違っているという説が現在では有力ではないでしょうか?
というのは筋トレにより筋力が上がる仕組みは負荷をかけることにより体が強い筋力を与えるために新陳代謝時にその負荷相応の筋力を与えます。筋力が落ちる仕組みは十分な筋肉を再生させるための栄養が無いor筋肉を再生させるための刺激が無くなったため再生量が減り筋力が落ちます。
なのでこれらのことを考えると有酸素運動ばかりしていて無酸素運動をしなくなったため筋力が落ちることはあるかもしれませんが有酸素運動をする=筋力が落ちるということにはならないと思います。
またこの書き込んだ人は勘違いしているようですが例え有酸素運動でも普段から全然運動していない人なら前述通り新陳代謝のための刺激となるので速筋もかなり鍛えられ当然筋肥大しますしもちろん筋力もあがります。皆様の中にも当然自転車やランニング、階段の昇降で筋肥大したという方は多くいると思います。

というわけで今回の間違いの指摘ですが
・走り続けることで筋量を失うということは間違いである。
・並外れた筋力と並外れた持久力は両立可能。
・遅筋にも筋力は存在するし速筋にも持久力は存在します。それだけを司る筋繊維というわけではありません。
・遅筋型=筋力が弱いということはありえない。
ということになりますね。



追伸:リスナーへ
良い機会だったので筋肉について少し専門的なことまで触れましたが理解いただけたでしょうか?
今回掲示板の書き込みをわざわざピックアップしたのは彼を叩きたかったからではなく僕が書きたい記事について触れていて間違った書き込みをしていたのでそれを訂正する形で書いただけです!
なので彼が憎くて書いたわけではないのでもしも同様の書き込みを見つけても叩かないであげてほしいし。彼みたいな匿名サイトでいきがって話を捏造するような人の売名行為は決してしたくないので大人になってしかとを決め込んでほしく思います。
それと長文だから誤字脱字多いと思うけどあったらTwitterで指摘してください
 | HOME |